2018.07.24 / プレスリリース

高知みらい科学館が開館
創業者ゆかりの地に「オルフェウス・ハイブリッド」がお目見え

株式会社五藤光学研究所(取締役社長:五藤信隆、東京都府中市)が「オルフェウス・ハイブリッド」を納入設置(2017年12月)した高知みらい科学館(館長:高橋信裕、高知県高知市)は、本日(2018年7月24日)開館しました。高知は弊社創業者ゆかりの地であり、同館は、高知県と高知市が共同で整備を進めた新図書館等複合施設「オーテピア」の5階に位置しています。納入システムは、光学式プラネタリウムとしては世界で初めて全88星座絵を実装した新機種「オルフェウス」と、レーザー光源の最新4Kプロジェクターを採用した全天周デジタル映像システム「バーチャリウムX」を融合した最新鋭の「ハイブリッド・プラネタリウム」です。

納入機器の詳細

高知みらい科学館に納入したプラネタリウムは、光学式プラネタリウム「オルフェウス」と全天周デジタル映像システム「バーチャリウムX」を融合した「ハイブリッド・プラネタリウム」で、昨年の12月に納入し、今日の開館に至っています。

太陽・月・5惑星が付随する小型の光学式投映機「オルフェウス」
「オルフェウス」は、光学式プラネタリウムとしては世界で初めて全88星座絵を投映する機能と、恒星の等級差を自由に調整する機能を搭載した最新のプラネタリウムです。
肉眼で見ることのできる6.55等星までの約9,500個の主恒星と、約800万個の恒星で再現された天の川をもち、主恒星と天の川を個別に調光することができます。さらに、3.5等星までの299個にはスペクトル型に基づく忠実な色も再現しています。また、沈みゆく夕日の色合いの変化や、夕空に細い弧を描く三日月と地球照、月食の再現など、様々な空の光景を再現することができます。
“緻密で美しい星空”と“多彩な投映機能”により、都会の星空から宇宙空間で見る星空を再現するだけでなく、解説に最適な星空を自在に作り出すことができるようになりました。

全天4K解像度の天周デジタル映像システム「バーチャリウムX」
全天周デジタル映像システム「バーチャリウムX」は、光源にレーザー光を用いた最新4Kプロジェクター2台に、自社で設計した専用レンズを装着し、ドーム全天に高精細な映像を繋ぎ目無く投映します。宇宙映像の投映だけでなく、街並みや風景などを「オルフェウス」の美しい星空と融合させた「ハイブリッド・プラネタリウム」としても実現しています。
また、高知県内各地の主要な名所(四万十川、室戸岬、よさこい祭など)を撮影した全天動画などが装填されている他、坂本龍馬が生まれた頃に見えたとされる〝ハレー彗星〟の姿や、高知のコメットハンター関勉さんが発見した〝イケヤ・セキ彗星〟の様子も再現することが出来ます

ドームスクリーンやリクライニングシートを設置
納入にあたり、直径12m水平型のドームスクリーンや82席のリクライングシートの他、プラネタリウムの投映に用いられる音響装置や各種照明装置も併せて納入、設置しました。

※ 高知みらい科学館プラネタリウムは、建築主体工事を担う大成・ミタニ・有生特定建設工事共同企業体(建築JV)の下、プラネタリウム工事を受注し、2017年末に納入、設置しました。

高知は創業者ゆかりの地

弊社創業者五藤齋三(ごとうせいぞう)の家系は、代々土佐山内家(山内旧侯爵家)の家老職を勤めた家の分家にあたります。齋三が十九歳となる明治四十三年(1910年)、高知の自宅で空一面に長く横たわるハレー彗星の姿を見たのが五藤齋三の〝天文〟へのめざめであり、今日の五藤光学研究所に繋がる記念すべき出来事でした。以後、〝高知〟で星への興味や関心を育み、自らの郷里での天文普及に力を入れていました。折に触れ、高知市内で天体観望会を開催したり博覧会などで自社製品を紹介したりする傍ら、天体望遠鏡の寄贈なども行いました。
昔も今も〝高知〟は弊社にとってゆかりの地であり、その〝高知〟で弊社の最新型プラネタリウム「オルフェウス・ハイブリッド」をご覧いただけることは、弊社にとりまして最大の慶びです。

高知みらい科学館

高知みらい科学館(館長:高橋信裕、高知県高知市)は「オーテピア」の5階に位置し、プラネタリウムは直径  12m水平型82席。内部には、「高知の自然と生きものゾーン」、「宇宙・地球・科学体験ゾーン」、「高知の科学・ものづくリゾーン」などを備えた常設展示室や、実験室、工作室などを備えています。
〒780-0842 高知県高知市追手筋2-1-1 オーテピア5階
オフィシャルHP https://otepia.kochi.jp/science/

オーテピア

4つの知がひとつの幹に寄り添う「大きな樹を育む」ような施設づくりを設計理念として、高知県と高知市が追手前小学校跡地に建設した複合施設。所在地にちなんだ「オーテ」と、英語で仲間を表す「ピア」を組み合わせて「オーテピア」と名付けられた。5階建ての建物には、「オーテピア高知図書館」、「オーテピア高知声と点字の図書館」」、「高知みらい科学館」の3施設があり、複合施設として整備することにより、さまざまな人々の交流が深まり、県内の生涯学習や文化の発展に寄与するとともに、県民・市民の暮らしと仕事の中で起こるさまざまな課題解決を支援する知的・文化的な基盤とすることが謳われている。
〒780-0842 高知県高知市追手筋2-1-1
オフィシャルHP https://otepia.kochi.jp/

解説

[ 株式会社五藤光学研究所(GOTO INC)]
プラネタリウム、大型映像システム、天体望遠鏡製造のトップメーカー。 特にプラネタリウムでは小型から超大型のプラネタリウムに至るまで多機種を開発し、現在では1000台を超える納入実績(累計)があります。全天周フィルム映像(アストロビジョン)や全天周デジタル映像装置(バーチャリウム)では、他社に先駆けて機器システムを開発する他、機能を活かした映像コンテンツを制作し、機器の維持管理、施設運営なども行っています。
〒183-8530 東京都府中市矢崎町四丁目16番地
オフィシャルHP  http://www.goto.co.jp/

[ ハイブリッド・プラネタリウム(HYBRID PLANETARIUM)]
株式会社五藤光学研究所が2004年に開発、提唱した新しいプラネタリウムシステムです。光学式プラネタリウムと様々な迫力ある映像を投映する全天周デジタル映像システムを融合させ、各々が常に同じ座標空間を投映できる仕組みを有するもので、日本国内に留まらず、プラネタリウム発祥の地であるドイツをはじめ、米国、欧州、中東、アジア諸国などに数多くの納入実績を誇ります。
同システムは、ドーム径に応じた各種の光学式投映機を有しており、ドーム径8mから最大50mまで幅広く対応しています。

[ オルフェウス(ORPHEUS)]
2017年にリリースした新型プラネタリウム。直径48cmの恒星球と新設計の惑星投映機構により、従来機よりも一段とコンパクトでスタイリッシュなボディーで〝緻密で美しい星空〟を提供するだけでなく、恒星の等級差を自由に調整する機能を世界で初めて搭載した最新鋭の光学式プラネタリウムです。
1号機を高知みらい科学館、2号機を柏崎市立博物館、3号機を佐久子ども未来館に納入し、更に2施設の納入予定があります。

※ ハイブリッド・プラネタリウム(HYBRID PLANETARIUM)、バーチャリウム(VIRTUARIUM)は日本国内における株式会社五藤光学研究所の登録商標です。

本件に関するお問い合わせ:  株式会社五藤光学研究所 クリエイティブカンパニー 企画営業 TEL 042-362-5366