2019.03.18 / プレスリリース

独立行政法人国立科学博物館 シアター36〇さんろくまる
「全天球映像システム」を一新

株式会社五藤光学研究所(取締役社長:五藤 信隆、東京都府中市)は、独立行政法人国立科学博物館(館長:林 良博、東京都台東区)内のシアター36〇(さんろくまる)に納入されている「全天球映像システム」の設備改修を行いました。2006年以来の大規模改修で、より高精細な映像を投映できる設備に一新するとともに、新たに深海をテーマにしたオリジナル番組「深海-潜水艇が照らす漆黒のフロンティア-」を制作しました。
なお、「シアター36◯」は、イセ食品株式会社の支援により、「イセ食品 THEATER36◯」と名称を変更し、2019年3月19日より一般公開されます。

シアター36〇

シアター36〇は、2006年に国立科学博物館内に「愛・地球博」長久手日本館の「地球の部屋」から移設され、これまでに約580万人が観覧している人気の全球型映像施設です。
映像装置は、地球の100万分の1に当たる直径12.8mの全球型スクリーン全面に、360度の映像を映し出し、シアターの中心を貫通するガラス張りのブリッジ上から映像を観覧する「全天球映像システム」です。映像のつなぎ目やブリッジの影を一切出さない弊社独自技術の投映方法により、独特な浮遊感が味わえます。

今回の改修では、自社開発の「バーチャリウムX」をベースにした映像システムに更新し、従来より高解像度のプロジェクターを12台配置することで、全天約6K相当(従来比1.5倍の解像度)の映像投映を実現。光源にレーザーを用いたことにより、色の再現性が高まり、360度全球に渡り明るさも均一化された高精細映像を投映します。また、音響機器なども一新し、迫力あるサウンドとともに臨場感あふれる映像を体感出来きます。さらに、英中韓の3か国語の携帯型の受信設備の導入によって、海外からの来館者にもお楽しみいただけるようになりました。

改修に合わせ、オリジナル番組「深海-潜水艇が照らす漆黒のフロンティア-」を新たに制作。国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の協力および映像提供のもと、深海の様子を克明に全球型映像として描き出しています。高解像度かつ明るくなった映像装置により、これまで表現できなかった暗い深海の様子を、まるで潜水艇に乗って訪ねているかのような臨場感を味わうことができます

画像提供:JAMSTEC(海洋研究開発機構)

※ 上映時間、番組等は同館ホームページでご確認ください。

独立行政法人国立科学博物館

国立科学博物館(科博)は、1877(明治10)年に創立された、日本で最も歴史のある博物館の一つであり、自然史・科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館です。

〒110-8718 東京都台東区上野公園 7-20
オフィシャルHP http://www.kahaku.go.jp/index.php

国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)

我が国における海洋科学技術の総合的な研究機関で、有人潜水調査船「しんかい6500」や地球深部探査船「ちきゅう」などを使い海洋の研究開発を行っています。新番組では無人探査機「かいこう」に搭載した全球カメラで撮影した映像を使用しています。

オフィシャルHP http://www.jamstec.go.jp/

解説

[ 株式会社五藤光学研究所(GOTO INC)]
プラネタリウム、大型映像システム、天体望遠鏡製造のトップメーカー。特にプラネタリウムでは小型から超大型のプラネタリウムに至るまで多機種の開発製造を手掛け、現在では1000台を超える納入累計実績があります。全天周フィルム映像(アストロビジョン)や全天周デジタル映像装置(バーチャリウム)を、他社に先駆けて開発する他、機器設備の能力を活かした映像コンテンツ制作、機器の維持管理、施設運営なども行っています。
〒183-8530 東京都府中市矢崎町四丁目16番地
オフィシャルHP  http://www.goto.co.jp/

[ バーチャリウムX(VIRTUARIUM X)]
バーチャリウムXは、株式会社五藤光学研究所が開発した全天周デジタル映像システムであり、映像投映の他、デジタルプラネタリウムとしての機能も搭載できるシステムです。様々なプロジェクターに対応し、2Kから8Kまでの映像を映し出す他、光学式プラネタリウムと組み合わせた「ハイブリッド・プラネタリウム」としても機能します。

[ 全天球映像システム]
全天球映像システムは、360度の全球型スクリーンに映像を映し出すシステムで、スクリーンを貫くガラス張りのブリッジに立ち、映像を観覧する装置です。前後、左右、上下の視界いっぱいに映像が映し出されることから、独特の浮遊感などが味わえます。本システムは、2005年「愛・地球博」の長久手日本館の「地球の部屋」において、弊社により世界で初めて実現され、現在、国立科学博物館と福島県環境創造センター交流棟(愛称:コミュタン福島)に設置されています。

※ バーチャリウム(VIRTUARIUM)は、日本国内における株式会社五藤光学研究所の登録商標です。

本件に関するお問い合わせ:  株式会社五藤光学研究所 クリエイティブカンパニー 企画営業 TEL 042-362-5366