パンドラII

小型ドームに4000万個の精緻な星空を実現 “パンドラⅡ”

パンドラⅡは、実際に観測されたデータに基づいた4000万個(天の川恒星を含む)を超える星々を投映します。投映された星空を双眼鏡などで眺めると、肉眼では本物の夜空と同じように見ることの出来なかった無数の星々や、300を超える星雲・星団までも見ることが出来ます。

  • 4000万個の美しい星空
  • ハイブリッド対応機
  • 高輝度LED光源で低維持費

機能スペック

恒星球にデジタルシャッターを内蔵し、全開モード、水平モードはもちろん、傾斜型ドームに対応する機能を搭載しています。また、全天周デジタル映像システムと組み合わせることにより、「ハイブリッド・プラネタリウム」としての投映も可能です。

  • 多彩な機能をもつデジタルシャッターを内蔵
  • 視界を確保する昇降機を本体脚に内蔵(オプション)

 スペック
標準対応ドーム径:8~12m(水平・傾斜ドーム/オプションにて16mまで対応可能)
収容人数 :約100~150名
恒星 :17.5等星を含む約4000万個 (天の川を含む)

利用シーンの提案

小規模ドームでも光学式ならではの美しい星空が提供でき、デジタルの星では表現できない精緻な星空を低予算で導入できます。また、収容人数の少ない小規模施設にもハイブリッド・プラネタリウムが可能になりました。

パンドラ シリーズ

パンドラは、大型ドーム径対応のケイロンを小型化し、さらに光源をLED化した場所のとらないコンパクト設計で水平ドーム対応の投映機として開発されました。
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導入事例

◇ 「パンドラII」米沢市児童会館
2015年5月、米沢市児童会館が「パンドラII・ハイブリッド」となってリニューアルオープンしました。全天周デジタル映像システム「バーチャリウムX」と融合したハイブリッド・プラネタリウムで、「パンドラII」の美しい星空と合わせて、星座絵や星座線、風景や各種天文現象を表現することができます。
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 ◇ 「パンドラ」平塚市博物館
2011年5月、平塚市博物館が「パンドラ・ハイブリッド」となってリニューアルオープンしました。 小型惑星投映機を組み合わせ、さらに独自の全天周デジタル映像システムを融合した「ハイブリッド・プラネタリウム」です。 光学式の煌く星空とデジタル映像がスクリーンを彩り、ドーム空間に多彩な演出を繰り広げます。
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 ◇ 「パンドラ」羽田空港国際線旅客ターミナル Planetarium Starry Cafe
2010年10月21日(木)、羽田空港国際線旅客ターミナルの5階「TOKYO POP TOWN」内にプラネタリウム&カフェ「Planetarium Starry Cafe」が誕生しました。 3つのタイムゾーンに分けられ、それぞれのスタイルに合わせた様々な投映プログラムが用意されています。 カフェタイム、バール(BAR)タイムには、就航都市の風景や宇宙の映像などを眺めながら、食事やお酒が楽しめる映像ホールになります。 プラネタリウムタイムには、「パンドラ・ハイブリッド」による美しい星空とともに本格的なプラネタリウム番組を堪能出来ます。
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命名の由来

パンドラ(※)は、神々からあらゆる贈り物を与えられた女性のことです。ドーム径の小さいプラネタリウム施設でも、美しく、魅力的な星空を見に来ていただいた方々にお届け出来る事を願い名づけられました。

※ パンドラの箱の逸話は、あらゆる災厄が飛び出した後、最後に希望が残ったとされる箱のことであり、パンドラ自体が災厄を招くものではありません。
※ パンドラは日本国内における五藤光学研究所の登録商標です。