2026.09.29 /

初めての星空

昨冬、80歳近い母と石垣島へ。
南十字星を肉眼で見たい、と願っていた私。いつか石垣島へ・・・そう思いつつ機会がなく時が過ぎていた。
そんな中、急に取れた連休。季節的に南十字星を観ることは叶わないが、それでもお邪魔することにした。
しかし、天気予報ではほとんどの日程が雨の予報。
到着日、運よく星空観測ツアーは催行されたが、空の大半を雲がおおっていた。
「空全体が晴れる可能性はとても低いですが、雲の切れ間を見つけて少しでも星を観測してもらいたいと考えています」と説明を受けながら、雲が薄くなるのを待った。
小さな星空がのぞくたび、今見えている星について解説してもらった。
天の川は本当に川のようだった。双眼鏡越しのすばるは、もやっと白いのではなく、ちいさな星々がちゃんとそこに、あった。小さくも、図鑑と同じ星空が、そこにはあった。
「感動した、本当に感動した」と何度も繰り返す母。
「どのくらいの感動?」
「一生で一番」
そんなに!
「生きてきて、あんなにたくさんの星を観たのは初めてだった」
本当に、行くことができてよかった。
母の「一生で一番」を更新しに、また近いうち星空観測に行きたい。