2012.01.05 / プレスリリース

由利本荘市文化交流館カダーレにデジタルプラネタリウム誕生

株式会社五藤光学研究所(取締役社長:五藤 信隆、東京都府中市)は由利本荘市文化交流館 カダーレ(秋田県由利本荘市)にデジタルプラネタリウム「バーチャリウムⅡ」を納入設置した。同システムは2台のHDプロジェクターと五藤光学製専用レンズにより、全天に継ぎ目無く映像が投映される全天周デジタル映像システムである。同施設は2011年12月19日(月)より一般公開されている。

株式会社五藤光学研究所(取締役社長:五藤 信隆、東京都府中市)は天文宇宙・ドームに関する総合メーカーである。1959年には光学式プラネタリウムの開発に成功し、日本及び世界各地に同設備を納入。1981年よりプラネタリウム番組制作部門を組織するなど、 プラネタリウム施設の番組制作、イベント支援、運営協力なども行う他、1995年には世界で初めての3次元フルカラーCG投映システム「バーチャリウム」を開発。以来、全天周デジタル映像システムの開発、納入を行っている。

由利本荘市文化交流館 カダーレ(秋田県由利本荘市/館長:遠藤勇喜)は、市民の文化・芸術の振興並びに市民交流の活性化を図り、「文化ホール」「図書館」「交流活動施設」「教育学習施設」などの機能を有した複合施設として2011年12月開館。教育学習施設には直径10mの傾斜型ドームスクリーンとプラネタリウムを備えた自然科学学習室がある。同学習室にはホワイトボードやビデオプロジェクターなどが設置され、視聴覚的機能を有する会議室として利用できる他、デジタルプラネタリウムの投映設備もあり、自然科学の教育の場として、自然科学に対する知識の向上の役割を担っている。

戸田建設株式会社東北支店の下、納入したデジタルプラネタリウム「バーチャリウムⅡ」は、2台のHDプロジェクターと五藤光学製専用レンズにより、全天に継ぎ目無く映像が投映される全天周デジタル映像システムである。88種類の星座、惑星やメシエ天体などの各種画像の投映は勿論、遥か遠い宇宙の果てまで宇宙空間を再現出来ます。

同館へは秋田新幹線「秋田駅」乗換え、JR羽越線「羽後本荘」下車、徒歩5分。その他の情報は由利本荘市のHPをご参照下さい。

〒015-8501 秋田県由利本荘市東町15
由利本荘市オフィシャルHP  http://www.city.yurihonjo.akita.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html

解説

[ 株式会社五藤光学研究所(GOTO INC)]
プラネタリウム、大型映像システム、天体望遠鏡製造のトップメーカー。 特にプラネタリウムでは国内シェアの約7割を占めている。 全天周フィルム映像(アストロビジョン)や3Dデジタル映像装置(バーチャリウム)を他社に先駆けて開発、 発表する他、機器設備の能力を活かした映像コンテンツ制作も行う「ドーム空間のトータルクリエーター」である。
〒183-8530 東京都府中市矢崎町四丁目16番地 
オフィシャルHP  https://www.goto.co.jp/

[由利本荘市文化交流館「カダーレ」]
文化交流館「カダーレ」は、座席数千百席の多機能ホールや楽屋からなる「文化ホール」、二十二万冊の蔵書が可能な「図書館」、市民活動室、ギャラリーなどの「交流活動施設」、プラネタリウムを備えた自然科学学習室や研修室のある「教育学習施設」、レストラン、物産館などの「店舗施設」、南北の道路をつなぎ市民交流や休憩スペースとして利用できる「わいわいストリート」の6つのゾーンで構成される複合施設である。
〒015-8501 秋田県由利本荘市東町15
由利本荘市オフィシャルHP http://www.city.yurihonjo.akita.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html

[バーチャリウムⅡ(VIRTUARIUMⅡ)]
2003年に五藤光学が発表した次世代型の全天周デジタル映像装置。 バーチャリウムⅡは、地球上から宇宙空間に至るまでの星空や星座などを 投映するデジタルプラネタリウム機能を有し、全天ビデオ映像や、 HD、NTSC映像等の一般動画映像、高精細静止画像等、 コンピュータグラフィックスや音響データなどを投映することが出来る。
※ バーチャリウム(VIRTUARIUM)は株式会社五藤光学研究所の登録商標です。