Dome Videoドーム映像
私たちは、自社での天体望遠鏡製造で培った光学技術による特殊なレンズを使用し、かつ、プラネタリウム製造で養われた球面や曲面への映像投映ノウハウを活用し、様々な『ドーム映像システム』を実現しています。
かつてドーム映像はフィルム映写機を用いた全天周映像が主流でした。弊社は、1970年の大阪万博(Expo70)を皮切りに、展示・博覧会映像などを手掛け、博覧会や遊園地、テーマパークなどに機器を納入して参りました。そして現在、ドーム映像はデジタル技術(コンピュータやビデオプロジェクター)を用いた全天周デジタル映像へと進化しました。しかし、そこに使われている技術、ノウハウは従来のフィルム時代と何ら変わることはありません。
弊社では、1996年(平成8年)に、世界で初めて3次元CGをリアルタイムにドーム全天に投映するシステムであるバーチャリウムを発表。その後、2003年(平成15年)にはより高機能なバーチャリウムⅡが誕生。自社開発のバーチャリウムXへと受け継がれています。
五藤光学研究所が長年培ってきた技術とノウハウにより生み出された『ドーム映像』は、想像を超える感動的な空間を作り上げます。これまでにも、博覧会やテーマーパーク、科学館や博物館などにおいて、これらのシステム(技術)を活かして参りました。これからも、世界のどこにも無い、リアルで創造的な空間を実現していきたいと考えています。