ケイロン Ⅲ

リアリズムを極めた星空 “ケイロンⅢ”

ケイロンⅢは、より本物に近い星空の再現にこだわり、自然で美しい星空を追求したハイブリッド・プラネタリウムの最高峰です。恒星球の直径がわずか 48cmでありながら、肉眼で見ることの出来る約9,500個の恒星すべてに固有の色を付加し、星の明るさだけでなく色彩までをも再現した世界初(※1) の光学式プラネタリウムです。

観測された数十億の恒星データをもとに、科学的に正しく、美しく自然な星空がスクリーン上に再現されるように恒星原板を自社開発しています。天の川は、約1億個の恒星で正確に描くだけでなく、すべてのメシエ天体(※2)を含む多数の星雲や星団を双眼鏡で観察できるほど精細に表現しています。

※1 業務用プラネタリウムにおいて(当社調べ)
※2 天文学者シャルル・メシエが発見した星雲や星団などの総称)

  • 天の川の構造をも再現する1億個の高精細な星空
  • 世界で初めて肉眼で見える9,500の星に固有の色を再現
  • 恒星球の直径48㎝に小型化(前機種の恒星球の直径70㎝)
  • ハイブリッド対応機
  • 高輝度LED光源で低維持費

機能スペック

札幌市青少年科学館「ケイロンⅢ」

思い通りの星空を再現できる充実した調光機能を有し、季節や天候など様々な要因によって異なるどんな星の瞬きも再現します。

  • 恒星と天の川の明るさを個別に調光
  • 明るい星と暗い星を別々に調光
  • 最大9個の変光星を再現
  • 星雲星団約300個を忠実に再現
  • 10万通りの星の瞬きを再現

スペック
標準対応ドーム径:16~30m(水平ドーム/傾斜ドーム)
収容人数:約170 ~ 300名
恒星 :主恒星 6.55等級までの9500個
天の川恒星:17.5等級までの約1億個 (天の川を含む)

利用シーンの提案

主恒星だけで星座の形を分かり易く投映したり、天の川と恒星を組み合わせて、宇宙飛行士が見るような宇宙空間を再現したりもできます。学習用途からエンターテイメントまで、幅広い用途に柔軟に対応できる投映機です。

ケイロン シリーズ

光学式投映機のケイロンシリーズは、本物の星空の表現を追求し、ハイブリッド用に開発された新世代型のプラネタリウムであり、これまでにケイロン、ケイロンⅡ、ケイロンⅢに進化しています。

ケイロンは、恒星球の直径が約70cmで、恒星電球には放電系の電球を用いて、天の川や星団などを含め、すべて恒星で再現しています。ハイブリッド・プラネタリウムとして、藤沢市湘南台文化センターや世田谷区立教育センター、米国ナッシュビルのスダコンプラネタリウムなど、国内外に10台が納入、設置されました。

ケイロンⅡは大型ドーム(23m以上)では世界初となる高輝度LED光源を採用した光学式プラネタリウムです。LED光源の採用により、高効率化と長寿命を図ると共に、星像も一段と小さく加工することで、より美しい恒星の投映を可能としました。ケイロン同様に天の川を構成する一つ一つの星を実際に観測された恒星データを元に再現し、天の川の微細な構造や暗黒星雲に至るまで、まるで本物の星空のように再現しています。ケイロンⅡは、2013年に世界で最も先進的なプラネタリウム投映機として認定され、多摩六都科学館、長崎市科学館に設置されています。

ケイロン4○1は四日市市立博物館の独自の仕様を加えたオリジナル製品で、2014年に発表したケイロンⅢをベースとして開発されました。

ケイロン4○1

導入事例

◇ 「ケイロンⅢ」札幌市青少年科学館

2016年4月、札幌市青少年科学館が「ケイロンⅢ・ハイブリッド」となってリニューアルオープンしました。肉眼で見える9500個の恒星に固有の色を再現し、さらに季節ごとの瞬きまでも表現するなど、自然のままの情感に満ちた星空を堪能できます。
ニュースリリース

◇ 「ケイロンⅡ」多摩六都科学館

2012年7月、多摩六都科学館が「ケイロンⅡ・ハイブリッド」となってリニューアルオープンしました。 世界最大級の直径27.5mの傾斜ドームに、ケイロンⅡのリアルに光輝く美しい星空と、鮮明で明るく高精細な映像を投映。 まるで宇宙空間に飛び出したような〝没入感〟が体感出来ます。
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◇ 「ケイロン」世田谷区立教育センター

2010年5月、世田谷区立教育センターが「ケイロン・ハイブリッド」となって一般公開されました。 納入したケイロンは、18等星を含む1億4000万個を超える恒星の投映を実現し、星雲・星団だけでなく、暗黒星雲もリアルな姿に浮かび上がらせます。
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命名の由来

ケイロンは、ギリシア神話に登場する半人半馬のケンタウロス族の賢者です。天の神々より多くの事柄を学び、それを神話上の英雄たちに伝授したとされていることから、教育目的に利用されることが多いプラネタリウム施設に相応しいと考え命名しました。光学式としての特徴だけでなく、デジタル式と融合することで、来館者に多くの新しい発見を得ていただくことを願っています。

※ケイロンは日本における五藤光学研究所の登録商標です。