運営支援 (ミュージアムマネジメント)

五藤光学研究所では、プラネタリウムを有する施設の運営支援を行なっています。PFI事業や指定管理者制度導入施設の実際の運営や、運営に関するアドバイザリー、また様々な研修制度を設けています。

施設運営

五藤光学研究所は社会教育に貢献することを目的に、2000年から施設運営に携わっています。メーカー・映像プロダクション・運営の3業種を1社で担える利点を活かし、効率的、かつ強力に皆様の施設運営をサポートいたします。
現在、以下の6施設において、施設使命を具現化するために市民協働の取組みを推進し、“地域に根ざした活動”を展開しています。
今後も、地域のにぎわいを創出し、多くの市民の皆様に愛される施設運営を追究してまいります。

施設紹介

仙台市天文台施設運営 (2006年3月PFI事業受託、2008年7月オープン)

仙台市天文台は、2008年7月に仙台市青葉区錦ケ丘にリニューアルオープンしました。 当施設は、仙台市のPFI事業(施設整備・運営事業)に参画する五藤光学研究所が30年間運営を行ないます。 天文宇宙に特化した体験型展示と口径1.3mの「ひとみ望遠鏡」による実地体験、そして美しい星空とともに立体的で迫力ある映像を投映するプラネタリウムにより、施設使命である「宇宙を身近に」をお客様と一緒に実現していきます。 現在、五藤光学研究所のスタッフ19名が運営を行なっています。

ドーム径:25m水平型
座席数:280席
機種:ケイロン・ハイブリッド

仙台市天文台のウェブサイトはこちら

盛岡市子ども科学館 (2011年4月から指定管理者制度事業委託)

「杜と水の都」岩手県盛岡市にある盛岡市子ども科学館は、1983年5月に開館しました。「子どもたちに科学する心を!」を使命に、身近なものの中に科学・技術のおもしろさを発見できる科学館をめざしています。子どもたちの目線に立ち、親しみやすいスタッフの個性を活かしたサイエンスショーやワークショップ、プラネタリウム投映が好評です。
2011年4月から、指定管理者「盛岡サイエンスグループ」の構成企業である五藤光学研究所のスタッフ16名が科学館の運営を行なっています。

ドーム径:18m水平型
座席数:170席
機種:スーパーウラノス・ハイブリッド

盛岡市子ども科学館のウェブサイトはこちら

福井市自然史博物館分館 (2016年4月から指定管理者制度事業委託)

福井市自然史博物館分館(セーレンプラネット)は、2016年4月に福井市自然史博物館の天文分野に特化した分館としてJR福井駅の西口再開発ビル「ハピリン」の5階にオープンしました。
越山若水の風土が育む地で「北陸のきらきら星」になることを目指し、日々地元の方はもちろん多くの観光客の皆様をお迎えしています。高精細な解像度を誇るリアル8Kの映像を表現できるドームシアターで多彩なプログラムを投映しているのも特徴です。
五藤光学研究所は、2016年4月から指定管理者「福井市自然史博物館分館運営グループ」の構成企業として運営を行い、現在スタッフ11名が常駐しています。

ドーム径:17m水平型
座席数:160席
機種:バーチャリウムX

セーレンプラネット(福井市自然史博物館分館)のホームページはこちら

府中市郷土の森博物館(2016年4月から指定管理者制度委託)

1987年4月に開館した府中市郷土の森博物館のプラネタリウム、天文展示コーナーが、2018年5月にリニューアルオープンしました。「FuchuにはUchuがある」をテーマに府中と宇宙をつなげ、より身近に宇宙を感じていただき、府中市や宇宙への関心を高めてもらうことを目指しています。「ケイロンⅢ・ハイブリッド」の天の川を含む約1億個の星を再現する美しい星空と4Kプロジェクターの迫力ある全天映像をぜひお楽しみください。
五藤光学研究所は、指定管理者「府中市郷土の森博物館運営グループ」の構成企業として、公益財団法人府中文化振興財団と共に博物館の運営を行っています。現在スタッフ5名が常駐しています。

ドーム径:23m水平型
座席数:218席
機種:ケイロンⅢ・ハイブリッド

府中市郷土の森博物館のホームページはこちら

さいたま市宇宙劇場(2018年4月から指定管理者制度委託)

さいたま市宇宙劇場は、1987年に大宮駅前ビル「JACK大宮」3階に大宮市宇宙劇場として開館しました。2017年4月には最新式のプラネタリウムシステムへ機器を更新し、リニューアルオープンしました。
プラネタリウムや集会室を活用したイベントを通して「宇宙を身近に感じられる場所」として地域への科学知識の普及を推進し、より豊かな未来像を描く情報発信と交流の拠点となることを目指します。
五藤光学研究所は2018年4月から指定管理者として、20名のスタッフで施設運営を行い心地よい空間を演出し、お客様をお迎えしています。

ドーム径:23m傾斜型
座席数:290席
機種:ケイロンⅢ・ハイブリッド

さいたま市宇宙劇場のホームページはこちら

北九州市科学館(2022年4月からプラネタリウム業務委託事業受託)

北九州市八幡東区桃園公園内にあった北九州市立児童文化科学館が2021年12月で閉館し、同八幡東区東田地区のスペースワールド跡地に移転、新たに北九州市科学館(スペースLABO)としてリニューアルオープンいたしました。北九州市科学館(スペースLABO)は、一人一人が感じる「フシギ」の芽を大切に、その芽をさらに育んでいく体験・体感型の科学館です。
弊社は児童文化科学館であった2003年4月よりプラネタリウム運営業務を北九州市より受託しています。現在は8名のスタッフで運営しています。

ドーム径:30m水平型
座席数:250席
機種:ケイロンⅢ・ハイブリット

北九州市科学館のホームページはこちら

アドバイザリー

施設運営に関するコンサルティングを行なっております。
プラネタリウムを有する施設の新規運営や指定管理者制度の導入など、様々なご相談を承ります。

各種研修制度

これまでの施設運営ノウハウを活かした、様々な研修を行なっております。

  • 施設ミッション研修
    スタッフ全員で施設ミッションを共有し、行動指針を策定するワークショップ型研修。

  • プラネタリウム解説員研修(基礎)
    新任担当者様向けに行なうプラネタリウム解説の基礎研修。

  • プラネタリウム解説員研修(ブラッシュアップ)
    解説員経験者様向けに行なうプラネタリウム解説のブラッシュアップ研修。

  • 科学・技術推進事業研修
    サイエンスショーやワークショップ等の企画・実演に関する基礎研修。

  • 接遇研修
    利用者の皆様に安全・安心・快適に過ごしていただくためのホスピタリティを身につける研修。